講演承諾のお礼文は、単なる形式的な挨拶ではなく、講師への敬意と感謝を明確に伝えると同時に、今後の円滑な準備や良好な関係構築につなげる役割を担います。
とくに、自治体主催のフォーラム、企業向け研修、オンライン講演などでは、講師の専門性や立場に配慮した丁寧な文面が求められます。
本テンプレート集では、
- 改まった印象を与える「文書形式」
- 迅速なやり取りに適した「メール形式」
の双方を用意し、基調講演・実践ワークショップ・オンライン講演など、幅広い講演シーンに対応しています。
いずれもWord形式で編集可能なため、団体名・講演名・日程などを差し替えるだけで、そのまま実務で使用できます。
講師との信頼関係を大切にしながら、失礼のない文面を整えたい方に最適なテンプレートです。
お礼文作成のポイントは下記になります。
- 文書形式：公的・正式な場に適し、保存性が高い
- メール形式：迅速な連絡と実務効率を重視
- 講演テーマを明記：講師の専門性への敬意を表現
- 次の連絡事項を示す：主催者側の段取り力を伝えられる
ここでは、Wordで作成した下の4種の例文を掲載しています。
- テンプレート1：文書形式（地域課題・フォーラム向け）
自治体や地域団体が主催するフォーラム・シンポジウム向けの、格式を重視したお礼文です。
講師の専門性やこれまでの実績に敬意を払いつつ、講演の意義や参加者への期待を丁寧に伝える構成となっています。
書面送付やPDF化にも適しています。
- テンプレート2：文書形式（DX・専門テーマ講演向け）
地域DXや専門分野に関する講演会を想定した実務寄りの文面です。
講演テーマや参加者層を明確に記載し、講師の知見がどのように活かされるかを具体的に表現しています。
企業・自治体混在のフォーラムに適した構成です。
- テンプレート3：メール形式（実践ワークショップ向け）
参加型・実務型のワークショップを想定した、やや柔らかいトーンのメール文です。
講師からの提案や進行アイデアに触れることで、双方向性と協働姿勢を強調できます。
短期間での準備が必要な研修案件にも向いています。
- テンプレート4：メール形式（オンライン講演向け）
オンライン開催の講演会に対応したテンプレートです。
配信形式や使用ツール、今後の連絡事項を整理して記載できるため、遠隔での講演依頼でも安心感を与えられます。
大学教授や専門家向けの丁寧な表現が特長です。
テンプレートの用途例
- 講演・セミナー・フォーラム開催時
- 講師依頼が正式に成立した際の初回お礼
- オンライン講演・研修の事前連絡
- 自治体・企業・団体主催イベント全般
教育・研究機関向けに専門性・学術的背景を明示するなど、Wordで自由にカスタマイズしてご利用ください。
テンプレートは無料です、ダウンロードしすぐに使用できます。
ダウンロードファイルはdocx形式です、そのままでご利用ください。
専用のセキュリティソフトを使用しチェックしています。
関連するテンプレートに「講演会案内状【文書＆メール形式・例文つき】」があるのでご利用ください。
A4縦用紙 自治体・地域団体・事業者が参加する地域課題解決フォーラムへの講演承諾のお礼文書
講師の「多方面にわたる研究・活動」への敬意を丁寧に述べたうえで、フォーラムの目的（課題共有と実践的解決策の模索）を明示しています。
講演ご承諾への御礼
拝啓 先生におかれましては、日頃より多方面にわたるご研究・ご活動にご尽力され、ますますご活躍のことと心よりお慶び申し上げます。
さて、このたびは、弊会が主催いたします「地域課題解決フォーラム」における基調講演につきまして、たいへんご多用の折にもかかわらず、ご登壇のご承諾を賜り、誠にありがとうございました。
主催者一同、心より御礼申し上げます。
本フォーラムは、自治体関係者・地域団体・事業者が一堂に会し、現場で直面している課題を共有しながら、実践的な解決策を探ることを目的として企画したものでございます。そのような場において、長年現場に寄り添いながら知見を積み重ねてこられた先生にお話しいただけることは、参加者にとって大変貴重な学びの機会になるものと確信しております。
先生のご講演では、理論にとどまらず、実際の事例や現場でのご経験を踏まえたお話を頂戴できるとのこと、今から多くの参加者が期待を寄せております。とりわけ、今後の地域施策や実務にどのように活かせるかという視点は、参加者にとって大きな示唆となるものと存じます。
講演当日の進行や時間配分、資料のご提出方法、会場設備等の詳細につきましては、改めて担当者よりご連絡を差し上げます。ご不明な点やご要望等がございましたら、どのようなことでも遠慮なくお申し付けください。
まずは取り急ぎ、書中をもちまして、講演ご承諾への御礼を申し上げます。
当日、先生をお迎えできますことを、関係者一同心より楽しみにしております。
敬具
A4縦用紙 地域DX推進フォーラムにおける基調講演承諾のお礼文書
「地域課題解決に向けたデジタル技術の活用と組織づくり」という仮題を明示し、講師の研究・支援実績とイベント目的（DX推進・連携づくり）との整合性を示しています。
講演ご承諾のお礼
拝啓 先生におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素より地域のデジタル化や人材育成に関するご研究・ご活動に格別のご尽力を賜り、深く敬意を表します。
さて、このたびは、弊社主催「地域DX推進フォーラム202X ～中小企業と自治体の共創によるデジタル化の実践～」におけるご講演依頼につきまして、ご多忙の中にもかかわらず快くお引き受け賜り、誠にありがとうございました。
先生には、「地域課題解決に向けたデジタル技術の活用と組織づくり（仮題）」をテーマに基調講演をご担当いただく予定でございますが、日頃より現場とアカデミアの両面からご研究・ご支援を続けておられる先生にご登壇いただけますことは、主催者一同にとりまして何よりの励みであり、深く感謝申し上げる次第でございます。
本フォーラムは、地域企業の経営者・自治体職員・金融機関・支援機関など、多様な立場の皆様にお集まりいただき、DX推進の具体的なヒントと新たな連携のきっかけをお持ち帰りいただくことを目的としております。
その中で、先生のご講演におかれましては、他地域での先進事例や実務上の課題、組織への浸透プロセス等についてご示唆を賜り、参加者各位が自地域・自組織での取り組みを進めるうえでの道標となるお話を頂戴できればと存じております。
なお、講演の日時・会場・当日の進行概要ならびにご準備いただきたい機材・資料等の詳細につきましては、現在事務局にて調整中でございます。
追って「講演依頼確認書」およびタイムスケジュール案をお送り申し上げますので、ご高覧のうえ、ご要望やご不明点がございましたら遠慮なくお申し付けください。
また、広報用パンフレットおよび参加者向けご案内状に掲載させていただく先生のご略歴・ご所属・ご専門分野につきましては、事前に原稿をご確認いただきたく存じます。
別途、プロフィール案をお送りいたしますので、修正や追記のご希望がございましたらお申し付けいただければと存じます。
まずは略儀ながら、書中をもちまして講演ご承諾への厚く御礼申し上げます。
当日、先生の貴重なお話を伺えますことを、心より楽しみにいたしております。
敬具
A4縦用紙 業務改善ワークショップへの講演承諾のお礼メール
「課題整理から行動計画まで」という実践的な目的を明示し、講義ではなく参加型プログラムである点を強調しています。
件名： 実践ワークショップ登壇のご承諾への御礼
〇〇先生
いつも大変お世話になっております。
△△事務局の□□でございます。
このたびは、弊会主催の「現場で活かす業務改善ワークショップ ― 課題整理から行動計画まで ―」につきまして、ご登壇をご快諾いただき、誠にありがとうございました。
本ワークショップは、参加者が講義を聴くだけでなく、
・自社・自組織の課題を整理する
・具体的な改善アクションに落とし込む
ことを目的とした実践型プログラムとして企画しております。
そのような趣旨において、実務経験と豊富な指導実績をお持ちの先生にご協力いただけることを、事務局一同大変心強く感じております。
先生からご提案いただいた「参加者同士の意見交換を交えた進行」や「現場事例をもとにしたワーク構成」は、本ワークショップの目的にまさに合致しており、参加者にとって非常に有意義な時間になるものと期待しております。
当日の進行スケジュール、使用資料の形式、会場設備（プロジェクター・ホワイトボード等）につきましては、改めて担当より詳細をご案内申し上げます。
また、事前に共有すべき資料や、参加者への事前課題などについても、ご希望がございましたらぜひお知らせください。
まずはメールにて、ワークショップ登壇をご承諾いただきましたことへの御礼を申し上げます。
当日、先生をお迎えできることを、スタッフ一同心より楽しみにしております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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署名
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A4縦用紙 ウェルビーイング経営オンラインへの講演承諾のお礼メール
ウェルビーイング経営と従業員エンゲージメントというテーマ設定の意図を述べ、講師の研究分野（メンタルヘルス・組織心理学）との関連性を強調しています。
件名：ウェルビーイング経営オンライン講演ご承諾の御礼
□□大学
心理学部 教授 〇〇 〇〇 先生
いつも大変お世話になっております。株式会社ライフバリュー総研 人材開発部の山田でございます。
このたびは、弊社主催オンライン講演会「ウェルビーイング経営と従業員エンゲージメント向上」におけるご講演依頼につきまして、ご多忙のなか快くお引き受けくださいましたこと、心より御礼申し上げます。
長年にわたり職場のメンタルヘルスや組織心理学の分野でご研究・ご実践を重ねておられる先生にご登壇いただけることは、参加予定の経営層・人事担当者にとって大変貴重な機会であり、主催者一同、大きな励みとなっております。
今回のオンライン講演は、「生産性と健康を両立する職場づくり」をテーマに、実務で活かせるヒントをご提供したいという思いから企画したものでございます。
先生には、最新の研究知見に加え、企業での支援事例や、ハイブリッドワーク環境におけるマネジメントのポイントなどについてもお話しいただきたく、参加者一同、今から大きな期待を寄せております。
講演の実施日時は 〇月〇日（〇）14:00～15:30、形式はZoomを用いたライブ配信を予定しております。
接続用URL、当日の進行台本、質疑応答の進め方、ご利用いただける機能（画面共有・投票機能など）の詳細につきましては、来週中に事務局より別途資料一式をメールにてお送りいたしますので、ご確認のうえ、ご不明点がございましたら遠慮なくお申し付けください。
あわせて、参加者向けのご案内に使用させていただく先生のご略歴およびご専門分野の紹介文案もお送りいたしますので、表記内容に修正・ご希望等がございましたら、お手数ですがご指示いただけますと幸いです。
改めまして、このたび弊社講演企画の趣旨にご理解を賜り、ご承諾いただきましたことに深く感謝申し上げます。
まずはメールにて恐縮ではございますが、講演ご承諾への御礼と、今後の準備の流れについてご連絡申し上げます。
当日、先生のお話を伺えますことを、心より楽しみにいたしております。
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署名
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