企業内外で発生した物品・機密情報の紛失について、状況や対応を詳細に記録し会社に報告する、例文入りの紛失報告書を2書式掲載しています。
このテンプレートを使用し、適切な報告と管理を行うことで、業務への影響を最小限に抑え、情報漏洩リスクを軽減できます。
万が一の紛失時には、速やかに報告し、影響範囲を把握し、適切な対策を行ってください。
ここでは、Wordで作成した下の2書式を掲載しています。
どちらも上司の検印枠があります。
紛失物の種類（電子機器、書類、社内備品など）によって項目を変更するなど、Wordで自由にカスタマイズしてください。
テンプレートは無料です、ダウンロードしすぐに使用できます。
ダウンロードファイルはdocx形式です、そのままでご利用ください。
専用のセキュリティソフトを使用しチェックしています。
関連するテンプレートに「不具合報告書」があるのでご利用ください。
A4縦用紙 箇条書き形式の紛失報告書テンプレート
売り上げデータが入ったUSBを紛失した例文（赤文字）
紛失報告書
1. 報告者
所属部署：
氏名：
2．紛失物の詳細
物品名：USB メモリ
型番/識別番号（該当する場合）：USB-123-45
3. 紛失の状況
紛失日時：
最後に確認した場所：本社ビル3階会議室A
紛失に気づいた状況：翌朝、営業会議の資料準備中に気づいた
4. 紛失前後の行動：
17:00 - 会議室Aで部門会議に参加
18:30 - 会議終了後、USBを会議室のテーブルに置いたまま退室
19:00 - 同僚と近くの居酒屋で夕食
21:00 - 帰宅
翌8:30 - 出社後、USBがないことに気づく
5. 紛失の可能性がある場所：
本社ビル3階会議室A、本社ビルエレベーターホール、会社周辺の道路、居酒屋
6．紛失に気づいてから行った対応：
•会議室Aを含む周辺エリアを徹底的に捜索
•清掃スタッフに問い合わせ
•同僚に確認
•居酒屋に電話で問い合わせ
7．影響範囲：
USBには過去3年分の売上データと顧客情報が含まれており、情報流出のリスクがある
8．再発防止策：
•重要データを含むUSBの社外持ち出し禁止
•クラウドストレージの利用促進
•セキュリティ教育の強化
9．特記事項：
•USBにはパスワード保護が設定されていたが、情報流出の可能性は否定できない
•情報セキュリティ部門と連携し、今後の対応を検討中
課長
A4縦用紙 表形式の紛失報告書テンプレート
翌日の会議資料を紛失した例文（赤文字）
紛失報告書
紛失者所属
紛失者氏名
発生日時
発生場所 通勤途中（電車内 または 駅構内）
物品名 翌日の会議資料（取引先向けプレゼン資料）
管理番号 なし
状況 仕事終わりに通勤途中の電車内で、鞄に入れたつもりの会議資料が入っていなかったことに気付いた。その後、降車駅や会社に戻って捜索したが発見できなかった。
原因
・鞄の中にしっかり収納せず、取り出した際に落とした可能性がある。
・移動中に何らかの理由で紛失した可能性がある。
業務への影響
・翌日の会議で使用予定だった資料がなくなり、会議の進行に支障が出る可能性がある。
・再作成に時間を要し、業務の負担が増加。
その他の影響
・社外向けのプレゼン資料のため、社内の情報流出リスクがある。
・取引先の情報を含むため、外部に流出した場合の対応が必要。
紛失後の対応
・乗車していた鉄道会社に問い合わせを行い、遺失物として届け出。
・社内の総務部と上長に報告。
・急ぎ、翌日の会議資料を再作成する準備を開始。
上司への報告
・営業部長に報告済み。
・総務部に情報漏洩の可能性について相談。
紛失防止策
・機密情報を含む資料はデジタル化し、紙の持ち運びを最小限にする。
・重要な資料は、専用のファイルケースに入れ、持ち運び時の管理を徹底する。
・社外で持ち出す場合、電子データとして暗号化し、紙の資料は極力使用しない。
課長
